免疫療法って??(輪島店)
2019/01/10
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皆さん、こんにちは!! 輪島店の出水です👩今朝から能登地区は雪が降りましたね☃雪化粧した景色も素敵ですが、外を歩く時や車の運転には要注意ですね⚠
さてさて、(先月)12月21日に、がん免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」について遺伝情報の複製ミスが起きてがん化しやすくなる特徴があり、既存の治療では効果がない患者なら臓器を問わず使うことを厚生労働省が承認したというニュースがありました💡
厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/index.html
私は社長から聞いて知ったのですが…💦そこで今回はがん免疫療法、免疫チェックポイント阻害剤の
オプジーボ、キイトルーダについて調べてみました🔍
参考 国立がん研究センターがん情報サービス https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu02.html
現在がんの3大治療といわれるものが手術・放射線・化学療法 です。そして第4の治療といわれているのが免疫療法。言葉のとおり免疫本来の力を回復させてがん治療をするという方法で、自らの細胞を用いるために必要な医療技術をプラスするという考え方ですかね🏥
免疫療法の中には以前投稿した光免疫療法や今回投稿する免疫チェックポイント阻害剤
という薬を使用する方法があります。この免疫チェックポイント阻害剤は
がん治療…いえ、免疫細胞軍 VS がん細胞軍 の戦いで重要な役割となってきます👍
というのも、がん細胞は免疫細胞の攻撃を利用してバリア(PD-L1)を張っています💦なので
免疫細胞軍がどれだけ攻撃してもがん細胞軍には効きません💣
絵が下手でごめんなさい…(笑)
そこで登場するのが免疫チェックポイント阻害剤✨
免疫チェックポイント阻害剤はがん細胞がバリアを張る成分を食い止める働きがあるため、
がん細胞との壁がなくなり、免疫細胞は攻撃することが可能となります🔥
画像:オノ オンコロジー https://p.ono-oncology.jp/
このように薬を使う治療でも抗がん剤などの化学療法は、薬そのものに攻撃力がありますし、免疫チェックポイント阻害剤は免疫の攻撃力を上げるためのアイテムというかサポートというか…目的が違うんですね👩
そして免疫チェックポイント阻害剤の中で注目されるのが、オプジーボとキイトルーダ💉オプジーボといえば、2018年ノーベル賞 受賞の言葉が出てきます🎖オプジーボは2014年7月に日本で承認されましたが
当時は100㎖ 729,849円と高額な薬のイメージがあったようです💦たしかにお手軽な金額…とは言えませんよね
ですが保険適応範囲が広がると共に2017年2月は50%引き下げ、2018年11月には25%まで引き下がり、現在は173,768円となっています!!
金銭的にも精神的にも有り難い
オプジーボでは対象となる部位が限られていますが、進化し続けている医療技術で今後、より多くのがん治療のお役立ちアイテムになってくるのでは!? とド素人の私が推測しています👩
そしてキイトルーダは冒頭の通り条件によりますが、固形がんへの適応が拡大され、がん種横断的に
使用が可能とされたということも良いですよね✨
改めてがんを治すための選択肢が増え、医療の進歩を感じます💡
今回も長々とお話しましたが少しでも参考になればと思います👍
以上、出水でした👩